からころ(読み)カラコロ

デジタル大辞泉 「からころ」の意味・読み・例文・類語

から‐ころ

[副]下駄などで歩くときに生じる、乾いた軽い音を表す語。「からころと下駄の音をさせる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「からころ」の意味・読み・例文・類語

から‐ころ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 下駄の音など堅い物が他の物に触れて発する軽い音を表わす語。からんころん。
    1. [初出の実例]「ゑかひたるかっこを、こしにちゃんとかっ付、山ぶきのばちをもって、からころからころ、しけけんに、からころからころと、たっつゐつも打たりな」(出典:虎明本狂言・打たる舞(室町末‐近世初))
    2. 「見おろす町にからころと駒下駄の音さして行かふ」(出典:にごりえ(1895)〈樋口一葉〉三)
  3. 蛙の鳴く声を表わす語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む