カラバルソン計画(読み)カラバルソンけいかく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラバルソン計画」の意味・わかりやすい解説

カラバルソン計画
カラバルソンけいかく

フィリピンにおける総合地域開発プロジェクトのひとつで,外国企業による直接投資誘致のためにインフラストラクチャー整備を行おうとするものである。外資に好意的であったマルコス政権崩壊とそれ以降の政治的混乱により激減した外国企業の直接投資を引戻そうというねらいがある。対象地域は,首都マニラの南側に広がるカビテ,ラグナ,バタンガスなど,いわゆる南タガログ地方の5州。 2010年までに 40億ドルを投入,25万人の雇用創出を見込んでいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む