雇用創出(読み)コヨウソウシュツ(その他表記)employment creation

デジタル大辞泉 「雇用創出」の意味・読み・例文・類語

こよう‐そうしゅつ〔‐サウシユツ〕【雇用創出】

就労機会を新たに作り出すこと。経済雇用情勢悪化による離職者増加に対応するため、新規成長産業振興、創業・起業の支援ワークシェアリング促進、経済刺激策の実施などによる雇用機会創出が図られている。⇔雇用喪失

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雇用創出」の意味・わかりやすい解説

雇用創出
こようそうしゅつ
employment creation

雇用需要を増加させ,雇用機会を創出すること。雇用需要が派生需要であることを考えると,基本的には有効需要の創出が雇用量を増加させる。直接的・政策的には,公共事業など政府支出の増加,金利低下による投資機会の拡大,技術革新による財価格の低下などはいずれも有効需要を拡大し,雇用を創出するものである。また,労働力供給圧力の増加から賃金が低下しても,雇用需要は増大する。一定の最終需要増加の下でどれだけ雇用が拡大されるかは,産業連関分析における労働誘発係数に表れる。近年では,地域ごとの雇用失業情勢のアンバランスが拡大する中で,依然として雇用情勢の厳しい地域では,企業誘致策で雇用創出が期待されている。

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