カラバルマメ(その他表記)Physostigma venenosum; calabar bean

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラバルマメ」の意味・わかりやすい解説

カラバルマメ
Physostigma venenosum; calabar bean

マメ科のつる性草本。シエラレオネからカメルーンにいたる西アフリカ原産。葉はインゲンに似た3小葉から成る複葉。花は暗赤色で小型の蝶形花種子ダイズのような臭いがあり,有毒。アルカロイドの1種フィゾスチグミンを含み,これはけいれんを鎮静し,瞳孔を縮小する作用がある。昔から先住民の間で薬用とされた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む