ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラバルマメ」の意味・わかりやすい解説 カラバルマメPhysostigma venenosum; calabar bean マメ科のつる性草本。シエラレオネからカメルーンにいたる西アフリカ原産。葉はインゲンに似た3小葉から成る複葉。花は暗赤色で小型の蝶形花。種子はダイズのような臭いがあり,有毒。アルカロイドの1種フィゾスチグミンを含み,これはけいれんを鎮静し,瞳孔を縮小する作用がある。昔から先住民の間で薬用とされた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by