日本大百科全書(ニッポニカ) 「カリカル」の意味・わかりやすい解説 カリカルかりかるKaraikal インド南部、ベンガル湾に面する港町。現地ではカライカルともよばれる。人口7万4333(2001)。行政的にはプドゥチェリ(ポンディシェリ)中央政府直轄地区の一部に含まれる。1817年から1954年までフランス領であったため、現在もフランス風の市街景観を残している。インド南部第一の農業地域であるカーベリ川三角州を後背地としているので、米をはじめとする農産物が港から積み出される。[貞方 昇] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例