ポンディシェリ(その他表記)Pondichérry

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ポンディシェリ」の解説

ポンディシェリ
Pondichérry

インド南東部,タミルナード州の州都チェンナイ(旧マドラス)の南約160kmにあるベンガル湾に面した都市。1673年,ベンガルシャンデルナゴルとともに,フランス東インド会社領地となり,そのインド進出の根拠地となった。インドの独立とともに,他のフランス領の土地を含めて,インド政府との間に返還交渉が開始され,1954年11月にインド領に編入された。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「ポンディシェリ」の解説

ポンディシェリ
Pondicherry

インド南東岸にある都市
1672年フランス東インド会社が土侯から購入して植民地建設。1693〜99年,一時オランダ領となった。18世紀後半にはイギリス・フランス両勢力衝突の中心地となったが,1816年以後はフランスが統治権を握った。1954年インドに返還された。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android