カリキュラム・マネジメント

大学事典 の解説

カリキュラム・マネジメント

大学の教育理念や目標を実現するために,その置かれた状況を踏まえ,カリキュラム編成(Plan)・実施(Do)・評価(Check)し,改善を図る(Action)という一連サイクル(PDCAサイクル)を計画的・組織的に推進していくこと,およびそのための人(Men)や物・情報(Materials),財(Money),そして組織と運営(狭義のManagement)の条件整備のこと。その議論の中心となるのは,カリキュラムのPDCAサイクルを動かす組織構造や組織文化,そしてその組織のリーダーシップのあり方である。1991年(平成3)の大学設置基準の大綱化により,各大学において「教育上の目的を達成するために必要な授業科目を開設し,体系的に教育課程を編成する」ことになったのを契機として,その必要性が認識されるようになってきたが,大学での取組みとしては緒に就いたばかりである。
著者: 中島夏子

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

関連語 Check 狭義

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む