編成(読み)ヘンセイ

デジタル大辞泉 「編成」の意味・読み・例文・類語

へん‐せい【編成】

[名](スル)個々のものを集めて組織的なまとまりとすること。「番組編成する」「予算編成」「十両編成列車
[類語]構造組織造り組み立て骨組み仕組み成り立ち構成組成機構機序機制体制体系結構コンストラクションシステムメカニズム

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精選版 日本国語大辞典 「編成」の意味・読み・例文・類語

へん‐せい【編成】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 編んでつくること。個々のものを集めて、まとまった形をつくること。編製編制
    1. [初出の実例]「思容唱和驚天意、願遂編成数巻書」(出典菅家文草(900頃)一・奉呈田別駕答之中、有恐作冬雷開蟄促之句)
    2. 「おのれが意匠もて奇(く)しき物語を編成(ヘンセイ)なし」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)
  3. へんせい(編制)
    1. [初出の実例]「十四五歳の童子にて編成せる一小隊あり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)

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普及版 字通 「編成」の読み・字形・画数・意味

【編成】へんせい

組織する。

字通「編」の項目を見る

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