ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルチマンドゥア」の意味・わかりやすい解説 カルチマンドゥアCartimandua 1世紀頃のブリタニアのブリガンテス族の女王。 43年ブリタニアに進出したローマと提携し,51年反ローマの指導者カラタクスを捕えてローマに引渡した。さらに 57年彼女の夫で共同統治者ウェヌチウスが反ローマ的行動をとり,ローマ軍に鎮圧されたが,夫と和解し,共同統治を続けた。しかしその後,ウェヌチウスと離婚し,ウェヌチウスはやがて彼女を追放して反ローマ行動を再開したが,ローマ軍に征服され,所領は属州に編入された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by