女王(読み)ジョウオウ

デジタル大辞泉の解説

じょう‐おう〔ヂヨウワウ〕【女王】

じょおう(女王)

じょ‐おう〔ヂヨワウ〕【女王】

女性の王。「ビクトリア女王
王の后(きさき)。
内親王宣下のない皇族の女性。
皇族で、3世以下の嫡男系嫡出の女性。旧皇室典範では5世以下の皇族の女性。
その分野で最も実力または人気のある女性。「社交界の女王」「銀幕の女王

にょ‐おう〔‐ワウ〕【女王】

じょおう(女王)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

じょうおう【女王】

じょおう【女王】

〔「じょうおう」とも〕
女性の君主。にょおう。 「エリザベス-」
王の后きさき。にょおう。
内親王の宣下がない皇族の女子。明治の皇室典範では、五世以下の皇族女子をいい、現制度では、三世以下の嫡男系嫡出の皇族女子をいう。
その分野で最もすぐれている女性。 「テニス界の-」

にょおう【女王】

じょおう(女王)」に同じ。
じょおう(女王)」に同じ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

じょう‐おう ヂョウワウ【女王】

じょ‐おう ヂョワウ【女王】

〘名〙 (「じょうおう」とも発音される)
① 女性の君主。また、その領域での中心の女性をいう。
※明治月刊(1868)〈大阪府編〉三「扨女王エリサベットは此時サン・セバスチャンにありしが」
※漂泊(1907)〈石川啄木〉二「若い女は年をとって、妻になり、母になる。所謂家庭の女王になるんだらう」
② 皇族の女子で内親王の宣下を受けない者。にょおう。
③ 旧制度で、天皇から五世以下の皇族女子。
④ トランプカードのクイーンの札。
※家(1910‐11)〈島崎藤村〉上「骨牌(トランプ)の相手に成った。洋燈の光は女王だの兵卒だのの像を〈略〉映して見せた」

にょ‐おう ‥ワウ【女王】

〘名〙
① 令制で、二世以下四世以上の皇族女子の称。一世は親王・内親王で、五世以下は皇親の列に入らない。ひめおおきみ。じょおう。〔令義解(718)〕
※寄笑新聞(1875)〈梅亭金鵞〉一〇号「亜西里亜国の女王(ニョワウ)に志美連美寸と言ふ者あり」

ひめ‐おおきみ ‥おほきみ【女王】

〘名〙 =にょおう(女王)
書紀(720)舒明即位前「是乃近侍諸の女王(ひめおほきみ)及采女等(たち)悉に知之」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の女王の言及

【王】より

…日本古代において,〈王〉あるいは〈大王〉は,はじめは政治的君主の称として用いられた。金印の〈漢委奴国王〉,《魏志倭人伝》の〈女王国〉,隅田八幡人物画像鏡銘の〈大王〉〈男弟王〉,江田船山古墳出土太刀銘や稲荷山古墳出土鉄剣銘の〈大王〉などがその例である。やがて〈天皇〉の称号が成立すると,天皇の子を皇子・皇女,孫以下を王・女王と称したらしい。…

※「女王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

寒暖差アレルギー

寒暖の差により鼻の奥の毛細血管が詰まり、鼻の粘膜が腫れることで起きる鼻炎。医学的には血管運動性鼻炎の一種とされる。多くの場合秋から冬にかけて1日の寒暖差が大きい時期や冷房による急な温度変化などにより起...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

女王の関連情報