カルナック遺跡(読み)カルナックいせき(英語表記)Carnac

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルナック遺跡」の意味・わかりやすい解説

カルナック遺跡
カルナックいせき
Carnac

フランス北西部のブルターニュ地方にある新石器時代から青銅器時代初頭にかけての遺跡。この地方に多くみられる巨石記念物なかで最も著名なものであり,3000本をこす立石が現在でも残っている。これらの立石は列になって並んでおり,アリニュマンと呼ばれる。この地域にはほぼ同時代の石を使用した埋葬施設が数多く残されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android