カルパントラ(読み)かるぱんとら(その他表記)Carpentras

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カルパントラ」の意味・わかりやすい解説

カルパントラ
かるぱんとら
Carpentras

フランス南部、ボークリューズ県の商工業都市。アビニョンの北東約24キロメートルにある。人口2万6090(1999)。おもに農産物の取引が行われるほか、食料品工業が発達している。市内には15~16世紀のゴシック様式のサン・シフレイン教会がある。ガリア時代からある古い町で、北西オランジュへ通ずる門の役割を果たしており、アウグストゥス帝の時代にローマ植民地となった。

[青木伸好]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む