日本大百科全書(ニッポニカ) 「カルパントラ」の意味・わかりやすい解説 カルパントラかるぱんとらCarpentras フランス南部、ボークリューズ県の商工業都市。アビニョンの北東約24キロメートルにある。人口2万6090(1999)。おもに農産物の取引が行われるほか、食料品工業が発達している。市内には15~16世紀のゴシック様式のサン・シフレイン教会がある。ガリア時代からある古い町で、北西のオランジュへ通ずる門の役割を果たしており、アウグストゥス帝の時代にローマの植民地となった。[青木伸好] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例