現代外国人名録2016 「カルロスオミナミ」の解説
カルロス オミナミ(3世)
カルロス オミナミ
Carlos Ominami Pascual Ⅲ
- 職業・肩書
- 経済学者,政治家 元チリ経済相
- 国籍
- チリ
- 生年月日
- 1951年
- 出生地
- サンティアゴ
- 本名
- Ominami Pascual,Carlos Octavio
- 学歴
- チリ大学〔1973年〕卒,パリ第10大学(ナンテール)
- 学位
- 経済学博士(パリ大学)
- 勲章褒章
- 旭日大綬章(日本)〔2011年〕
- 経歴
- 日系3世。1973年ピノチェト将軍率いる軍事クーデターが発生したため、ベルギー大使館に7ケ月滞在後出国し、パリに亡命。フランスの数理経済計画予測センター(CEPREMAP)や多国籍企業調査研究センター(CEREM)の共同研究員を歴任。前者ではR.ボワイエ、A.リピエツ、J.ミストラルらとともにM.アグリエッタの問題提起を受けてレギュラシオン理論の共同研究を行い、南北問題や多国籍企業に関する論文、著作を発表。’85年チリの民政移管後帰国。’85〜89年サンティアゴの国連ラテンアメリカ経済委員会(CEPAL=ECLA)で共同研究に携わった後、’90年からチリ経済相。著書に「第三世界のレギュラシオン理論―世界経済と南北問題」(’86年)がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報