カンボジアPKO

共同通信ニュース用語解説 「カンボジアPKO」の解説

カンボジア国連平和維持活動(PKO)

ポル・ポト派ら内戦当事者4派と日本など関係国18カ国が1991年に和平に合意。選挙実施と民主国家樹立を目指し国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)が発足、40カ国以上の計約2万2千人が携わった。選挙は93年5月に実施、暫定国民政府が7月に発足した。日本は92年成立のPKO協力法に基づき自衛隊部隊と警察官が初参加。自衛隊は道路補修などを担う施設部隊や停戦監視要員ら約1200人を派遣。文民警察官は全国の警察から75人が集められた。カンボジア国内の29カ所に分散配置され、現地警察の指導などを担った。

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