カーフィル諸語(読み)カーフィルしょご

精選版 日本国語大辞典 「カーフィル諸語」の意味・読み・例文・類語

カーフィル‐しょご【カーフィル諸語】

  1. 〘 名詞 〙 ( カーフィルはKāfir ) インド語派イラン語派とともにインド・イラン語派を構成する第三番目の言語集団とされる。イスラム化される以前の名称である旧カーフィルスターン(アフガニスタン東北部の山岳地域)を中心に話されている。カーフィルはイスラム教徒からみた異教徒を指す蔑称のため、現在の地名をとったヌーリスターン(光の地)語が妥当とされている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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