20世紀西洋人名事典 「カールヘルフェリヒ」の解説
カール ヘルフェリヒ
Karl Helfferich
1872 - 1924
ドイツの財政学者,政治家。
元・アナトリア鉄道会社理事,元・ドイツ銀行理事,元・ドイツ副首相。
ベルリン大学経済学講師を経て官界に転出し、1906年アナトリア鉄道会社理事、同年ドイツ銀行理事就任し、バグダード鉄道建設などドイツの海外進出事業を推進した。’15年第二帝国蔵相となり戦時財政を指導。’16年内相、副首相を兼任。’17年辞任。’20年蔵相エルツベルガーを攻撃して失脚させ、国家国民党国会議員として活動。’23年レンテンマルク成立の素地をなす提言を行った。鉄道事故で死亡。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報