カールーン湖(読み)カールーンこ(その他表記)Birkat Qārūn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カールーン湖」の意味・わかりやすい解説

カールーン湖
カールーンこ
Birkat Qārūn

古代モエリス湖の一部。エジプト中西部,ファイユーム県にあり,カイロ南西約 60~100kmに位置する海水面下の浅い湖。長さ 40kmの細長い形で,面積約 230km2。かつてはファイユームオアシスの大部分を占め,前 450年頃訪れたヘロドトスは,湖はモエリス王によって掘られた人造湖であると記している。初めはナイル川氾濫期の広大な遊水湖であったが,プトレマイオス2世により一部干拓され,農耕地となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む