普及版 字通 「ガイ・がけ・きし・はて」の読み・字形・画数・意味
8画
[字訓] がけ・きし・はて
[説文解字]
[字形] 形声
声符は圭(けい)。〔説文〕九下に「山邊なり」とあり、断崖のところをいう。山には崖、水には涯という。
[訓義]
1. がけ、きし、きわ、かたへ。
2. はて、はし、かぎり。
3. 睚と通じ、まなじり。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 カギリ・キシ・キハ
[声系]
〔説文〕に崖を圭声とし、水部〔新附〕十一上には涯をの亦声とする。涯は先秦の文献にもみえる字である。
[語系]
・崖・涯ngeは同声。その断層をなすものを、断岸をなすものを崖という。岸は岸限の意。
[熟語]
岸▶・谷▶・眥▶・略▶
[下接語]
陰・縁・河・懸・高・秋・峻・水・絶・層・丹・断・磨
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報