がかる(読み)ガカル

デジタル大辞泉 「がかる」の意味・読み・例文・類語

がか・る

[接尾]《五(四)段型活用》名詞に付く。
…に似たようになる、…のふうになる、の意を表す。「神―・る」「芝居―・る」
…の色を帯びる、の意を表す。「赤み―・った月」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「がかる」の意味・読み・例文・類語

がか・る

  1. 〘 接尾語 〙 ( 五(四)段型活用 ) 名詞に付いて、そのようなふうになる、そのもの、またはそのさまに似てくるの意を示す。
    1. [初出の実例]「鄭綮が詩に秀句狂言がかった語が多ぞ」(出典:玉塵抄(1563)二〇)
    2. 「幹といへば、蒼味がかった連翹色で」(出典:あひゞき(1888)〈二葉亭四迷訳〉)

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