ふう

精選版 日本国語大辞典 「ふう」の意味・読み・例文・類語

ふう

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① =ふうっと
名語記(1275)五「風のふうとふく、如何」
② =ふうっと
草枕(1906)〈夏目漱石〉三「女の影がふうと現はれた」

ふう

感動他人の話に軽く応じる時、また、感心したり、あきれたりした時にいうことば。ふん
※虎寛本狂言・宗論(室町末‐近世初)「フウ。わごりょの形(なり)最前からつくづくと見るに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ふう」の意味・読み・例文・類語

ふう

[感]相手の話に感心したり、あきれたりしたときに発する語。
「―、お客とか」〈滑・浮世風呂・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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