ガゴメコンブ(読み)がごめこんぶ

事典 日本の大学ブランド商品 「ガゴメコンブ」の解説

ガゴメコンブ

[食品]
北海道大学(北海道札幌市北区)の大学ブランド。
フコイダンを多く含む昆布ガゴメはコンブ目コンブ科トロロコンブ属の海藻で、函館沿岸でとれる。大学院水産科学研究院・安井肇准教授の研究によって、このガゴメコンブに、ガンを抑制する効能を持つフコダインのほか健康によいとされるアルギン酸ラミナランが大量に含まれることがわかり、健康食品として注目を集めるようになった。2003(平成15)年、文部科学省都市エリア産学官連携促進事業(函館エリア)に認定。フコイダン抽出・精製技術などについての共同研究が進められ、数十社がガゴメコンブを函館の地域資源として活用すべく参加。現在では、さまざまな商品が開発され、販売されている。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報

栄養・生化学辞典 「ガゴメコンブ」の解説

ガゴメコンブ

 [Kjellmaniella crassifolia].ガゴメともいう.コンブ科に属する海藻で,食用にする.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む