栄養・生化学辞典 「ガストリン産生腫瘍」の解説 ガストリン産生腫瘍 ガストリンを産生する腫瘍で,膵臓のランゲルハンス島に,またときには十二指腸に発生する.胃酸分泌が強く刺激され,胃潰瘍,十二指腸潰瘍,空腸潰瘍を誘発する.セクレチンを投与すると正常の状態ではガストリンの血中濃度が低下するが,この患者では逆に上昇する. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報