ガストリン産生腫瘍

栄養・生化学辞典 「ガストリン産生腫瘍」の解説

ガストリン産生腫瘍

 ガストリンを産生する腫瘍で,膵臓ランゲルハンス島に,またときには十二指腸に発生する.胃酸分泌が強く刺激され,胃潰瘍十二指腸潰瘍,空腸潰瘍を誘発する.セクレチンを投与すると正常の状態ではガストリンの血中濃度が低下するが,この患者では逆に上昇する.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android