ガス熱量計(読み)ガスねつりょうけい(その他表記)gas calorimeter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガス熱量計」の意味・わかりやすい解説

ガス熱量計
ガスねつりょうけい
gas calorimeter

気体燃料発熱量を測定する計器で,等容,等圧の両方式がある。よく用いられるユンカース式ガス熱量計は,燃料ガスの燃焼によって得られる燃焼熱で一定流速の流水を加熱し,流水の温度上昇と流量とから燃料ガスの発熱量を求めるものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android