ガットリング砲(読み)ガットリングほう(その他表記)Gatling gun

翻訳|Gatling gun

関連語 名詞

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ガットリング砲」の意味・わかりやすい解説

ガットリング砲
がっとりんぐほう
Gatling gun

アメリカ、シカゴの医師R・J・ガットリング(1818―1903)が1861年に発明した多銃身機関銃がその原型。発射エネルギー利用の従来型に対し、外部動力による銃身の回転で発射速度を高めている。現代では油圧や電気動力を用い、1分間に4000発以上の弾丸を発射できる。アメリカ軍には、バルカン砲と名づけられた20ミリガットリング砲のほかに、各種の口径砲があり、ロシア、欧州でも同様である。ガットリング砲の特徴は大きな発射速度と広い面での制圧力にある。口径や高初速の弾丸を組み合わせることにより、性能の向上した戦闘機や装甲を強化した戦車に対抗しうるようになった。このほか外部動力を利用した砲にチェーン・ガンがある。

[猪口修道]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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