口径(読み)コウケイ

デジタル大辞泉 「口径」の意味・読み・例文・類語

こう‐けい【口径】

円筒形物体の口の差し渡し。銃砲の筒やレンズなどの内径。「32口径拳銃
[類語]直径差し渡し

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精選版 日本国語大辞典 「口径」の意味・読み・例文・類語

こう‐けい【口径】

  1. 〘 名詞 〙 円筒形のものの、口の直径。特に、銃砲の砲身光学器械のレンズなどについていう。
    1. [初出の実例]「銃ノ口径」(出典:和蘭字彙(1855‐58))
    2. 「口径二十センチのシーロスタト鏡と焦点距離七メートルの太陽カメラ」(出典:旅‐昭和二六年(1951)六月号・村の天文台〈山本一清〉)
    3. [その他の文献]〔礼記‐投壺〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「口径」の意味・わかりやすい解説

口径
こうけい
caliber

火砲火器の発射口の直径 (内径) のこと。ライフルと呼ばれる溝が刻まれている場合は山と山の間の長さをはかる。砲の大きさを表わすのに,たとえば口径 100mmといった用語法を慣用する。また砲身の長さを表わすのに口径の倍数をもってする。たとえば 50口径 20cm砲といえば,内径が 20cm,砲身の長さが 10mを意味する。

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