改訂新版 世界大百科事典 「ガネーシュヒマール山」の意味・わかりやすい解説 ガネーシュ・ヒマール[山]Ganesh Himāl ヒマラヤ東部,マナスル山群の東,ネパールとチベットの国境上にある山群。語源となったガネーシャは,象の頭をもつヒンドゥー教の英知の神。最高峰7406mを第1峰とし,第2峰ラプサン・カルボ7150m,第4峰パビール7102m,第6峰ランプ6480m,無名の第3峰7132m,第5峰6950m,第7峰6350mを含んで,7峰を数える。1949年イギリスのティルマンが探査,53年ニュージーランド隊,54年日本隊が試登,55年フランス・スイス合同隊が主峰の初登頂に成功した。執筆者:高山 龍三 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by