ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガマ毒」の意味・わかりやすい解説 ガマ毒ガマどくtoad poison ヒキガエルの皮膚腺,特に耳下腺から多量に分泌される乳白色の粘液性の毒液。成分はステロイド配糖体とスベリルアルギニンなどの種々の結合物で,ブフォニン,ブファギン,ブフォタリンなどが知られている。強心剤として用いられるほか,幻覚作用,呼吸興奮作用が強いものもある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報