がめる(読み)ガメル

デジタル大辞泉 「がめる」の意味・読み・例文・類語

が・める

[動マ下一]
黙って自分の物にする。「タバコを―・めてきた
賭け事で、無理に大勝ちをねらう。「―・めるからいつも上がれない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「がめる」の意味・読み・例文・類語

が・める

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
  2. 盗む。ちょろまかす。〔かくし言葉の字引(1929)〕
    1. [初出の実例]「ガメたフィルムを三本、それぞれ言い値で買わせると」(出典:初稿・エロ事師たち(1963)〈野坂昭如〉二)
  3. マージャンなどで、大きい手であがろうと無理をする。
    1. [初出の実例]「又々麻雀にひっかかってしまひ〈略〉しきりにガメって、しきりに負けた」(出典:古川ロッパ日記‐昭和一一年(1936)七月一五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android