ガルテオリン

化学辞典 第2版 「ガルテオリン」の解説

ガルテオリン
ガルテオリン
galuteolin

5-β-D-glucopyranoside.C21H20O11(448.37).マメ科ガレガソウGalega officinalis種子,スギナEquistetum arvenseなどに含まれる.黄色の針状晶.分解点280 ℃.水にほとんど不溶,エタノールに難溶,熱希エタノールに可溶塩化鉄(Ⅲ)で緑色を呈する.遊離ルテオリンは黄色の針状晶.分解点328~330 ℃.エーテルに可溶,水に難溶.相当する7-O-グルコシドも知られており,グルコルテオリン(glucoluteolin)とよばれる.[CAS 20344-46-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android