ガーシャ遺跡(読み)ガーシャいせき

最新 地学事典 「ガーシャ遺跡」の解説

ガーシャいせき
ガーシャ遺跡

Gasha site

ロシアのハバロフスク市北東約40km,アムール川下流域の岬状の段丘上に立地する遺跡。1975~1990年まで8次の調査を実施。新石器時代~土器出現期の遺物が出土し,最下層から両面加工尖頭器・楔形細石刃核・箆へら状石器と土器片が発見。出土炭化物の最古の年代値は12,960±120年前で,フミ遺跡とともに,アムール川下流域で土器にかかわる最古のもの。土器・石器・測定試料の共伴関係などに問題も有する。土器には,内外面に条痕文,口唇部に押圧縄文,体部に回転縄文がみられるものがある。条痕文は,ザバイカル~沿海州の最古級の土器群に広く認められる。ハバロフスク近郊のオシポフカ遺跡を標識遺跡とするオシポフカ文化に属する。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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