キム・ゲグァン(読み)金 桂冠(英語表記)Kim Kye-gwan

現代外国人名録2016 「キム・ゲグァン」の解説

キム・ゲグァン
金 桂冠
Kim Kye-gwan

職業・肩書
外交官 北朝鮮第1外務次官

国籍
北朝鮮

生年月日
1943年1月6日

出生地
朝鮮・平安北道雲山(北朝鮮)

学歴
平壌国際関係大学フランス語科卒

経歴
1973年在アルジェリア北朝鮮大使館書記官、’75年外交部課長、’84年駐ニジェール大使、’85年外交部国際機構局専門委員、’89年同巡回大使、’91年同参事などを経て、’95年1月同副部長(外務次官,米国担当)に就任。この間、’93年国際原子力機関(IAEA)定例理事会で演説、’93〜94年核やミサイルを巡る米朝高官協議次席代表。’95年から同首席代表、’97〜99年朝鮮半島和平をめぐる4者会談の首席代表、2004年2月の第2回から6ケ国協議首席代表を務める。2006年4月ヒル米国国務次官補らとともに東京での国際学術会議に参加。2007年1月ベルリンでヒル次官補と米朝協議、2月朝鮮半島の非核に向けた6ケ国協議合意文書を採択した。2009年12月、平壌で行われたオバマ政権と初の米朝高官協議で米代表団と会談。2010年9月外務省第1副相(第1外務次官)に昇格。2011年7月のワシントン、10月のジュネーブでの米朝高官協議で首席代表。2012年2月の北京での米朝高官協議団長。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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