日本大百科全書(ニッポニカ) 「キャサリン・ハワード」の意味・わかりやすい解説 キャサリン・ハワードきゃさりんはわーどCatherine Howard(1522ころ―1542) イギリス王ヘンリー8世の第5王妃。第4王妃クレーブ(ドイツ読みはクレーフェ)のアンを嫌悪した王の目に留まって1540年7月ひそかに結婚、翌月王妃と認められた。だがカンタベリー大司教クランマーにより以前の不行跡を暴かれて取調べを受け、彼女に対する私権喪失法案が議会を通過した。王はやむなく無言の同意を与え、42年2月ロンドン塔内で処刑された。[植村雅彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
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