不行跡(読み)フギョウセキ

デジタル大辞泉 「不行跡」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ぎょうせき〔‐ギヤウセキ〕【不行跡】

[名・形動]不行状ふぎょうじょう」に同じ。「不行跡な(の)息子を戒める」

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精選版 日本国語大辞典 「不行跡」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ぎょうせき‥ギャウセキ【不行跡】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 行ないがよくないこと。身持が悪いこと。また、そのさま。不行状。ふこうせき。
    1. [初出の実例]「ほうらつ、ふ行跡(ギャウセキ)朝寝、夜あるき、気ずい、のらくらを、親兄弟にも、見かぎられ」(出典談義本・教訓乗合船(1771))

ふ‐こうせき‥カウセキ【不行跡】

  1. 〘 名詞 〙ふぎょうせき(不行跡)
    1. [初出の実例]「不行跡(フカウセキ)浮名を厭ひ」(出典:浄瑠璃・娥歌かるた(1714頃)三)

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