きゅう飾録(読み)きゅうしょくろく(その他表記)Xiu-shi-lu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「きゅう飾録」の意味・わかりやすい解説

きゅう飾録
きゅうしょくろく
Xiu-shi-lu

中国,明の黄成 (字は大成) が著わした漆工芸の技法専門書。天啓5 (1625) 年の序がある。2巻。中国では失われ,日本の木村兼葭堂に写本が伝わる (現在は東京国立博物館蔵) 。黄成は隆慶年間 (1567~72) に新安の平沙に住み,みずからも剔紅 (てっこう。→堆朱〈ついしゅ〉) を作ったという記録がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む