精選版 日本国語大辞典 「平沙」の意味・読み・例文・類語 へい‐さ【平沙】 〘 名詞 〙 平坦で広大な砂原。へいしゃ。[初出の実例]「銷レ憂自有二平沙歩一、王粲何煩独上レ楼」(出典:菅家文草(900頃)四・江上晩秋)「渺々たる平沙(ヘイサ)へぞおもむき給ふ」(出典:高野本平家(13C前)八)[その他の文献]〔西京雑記‐巻一〕 へい‐しゃ【平沙】 〘 名詞 〙 =へいさ(平沙)[初出の実例]「平沙 落鴈 ヘイシャノ らくがん」(出典:黒本本節用集(室町)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「平沙」の読み・字形・画数・意味 【平沙】へいさ 砂原。沙漠。唐・李華〔古戦場を弔ふ文〕乎として沙垠(かぎ)り無く、夐(はる)かに人を見ず。河水帶(えいたい)し、群山(きうふん)たり。字通「平」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報