キュモン

百科事典マイペディア 「キュモン」の意味・わかりやすい解説

キュモン

ベルギーの考古学者,宗教史家。E.ローデ,H.ウーゼナーらに学ぶ。ヘント大学,ブリュッセル美術館勤務ののちは在野で活動した。ミトラス教,古代世界における来世観魔術占星術に関する研究は,図像史料総合,心性史への注目などの点で先駆的。ドゥラ・ユーロポス発掘調査でも知られる。主著《ミトラス密儀関連史料・遺物》2巻(1896年,1899年),《ローマ人葬礼象徴研究》(1942年)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む