普及版 字通 「キョク・ささえる」の読み・字形・画数・意味
10画
[字訓] ささえる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は局(きよく)。〔説文〕十二上に「持(げきぢ)するなり」とあり、持は〔詩、風、鴟〕にみえる「拮据(きつきよ)」と同じく、手足に力をこめて動作する意。句・局は屈肢の象に従う字で屈曲する意があり、通用の例がある。
[訓義]
1. ささえる、ささえもつ。
2. 畚(ほんきよく)、ふご、もっこ。
[語系]
kiok、kyak、据kiaは声近く、通用することがある。〔説文〕十二上に「据はなり」とあり、「」は〔詩、風、鴟〕の「拮据」にあたる語である。
[熟語]
持▶
[下接語]
・畚
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報