キンキウス・アリメンツス(その他表記)Cincius Alimentus, Lucius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

キンキウス・アリメンツス
Cincius Alimentus, Lucius

前3世紀頃のローマ政治家歴史家。前 210/9年シチリアのプラエトル。一時ハンニバル軍の捕虜となった。ギリシア語で前 729年以後のローマ史を著わし,ファウィウス・ピクトルの著作とともに,特に第2次ポエニ戦争に関する元老院の歴史伝承の基礎となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む