ぎざ‐ぎざ
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 形動 ) のこぎりの歯のような、とがっていりちがった刻み目。また、そのような刻み目のついているさま。きざきざ。ぎじゃぎじゃ。
- [初出の実例]「不規則にぎざぎざを畳む鋸葉(のこぎりば)を描(か)いた」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一九)
- [ 2 ] 〘 副詞 〙 鋭い刻み目などのついているさま、また、荒れてとがっているさまを表わす語。きざきざ。
- [初出の実例]「荒削りされたやうな山が〈略〉灰白色のギザギザした襞の多い肌を露出して」(出典:恩讐の彼方に(1919)〈菊池寛〉三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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