恩讐(読み)オンシュウ

デジタル大辞泉 「恩讐」の意味・読み・例文・類語

おん‐しゅう〔‐シウ〕【恩×讐】

恩義と、うらみ。情けと、あだ。「恩讐を越えて」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恩讐」の意味・読み・例文・類語

おん‐しゅう‥シウ【恩讐・恩讎】

  1. 〘 名詞 〙 めぐむことと、うらむこと。なさけと、うらみ。
    1. [初出の実例]「千歳恩讎両不存、風雲長為弔忠魂」(出典黄葉夕陽邨舎詩前編(1812)四・宿生田)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐劉生詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android