最新 地学事典 「ギリヤーク植物群」の解説
ギリヤークしょくぶつぐん
ギリヤーク植物群
Gyliakian flora
サハリン中部Mgachi産の後期白亜紀植物化石群に基づいてA. Kryshtofovichが提唱。23種が報告され,中でもソテツ類のNilssonia serotina,球果類のProtophyllocladus subintegrifolius,被子植物類のAralia polevoiiが特徴とされた。年代はギリヤーク世(Cenomanian~Turonian)と考えられ,以来,ギリヤーク世を代表する化石群集として日本国内の後期白亜紀化石群集の対比で基準とされた。その後の研究で,Mgachiの化石群集は時代がSantonianに改められている。
執筆者:矢部 淳
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

