化石群集(読み)カセキグンシュウ

百科事典マイペディア 「化石群集」の意味・わかりやすい解説

化石群集【かせきぐんしゅう】

地層のある特定の層準や限られた地域の特定の地層から発見される,構成種などの特徴がほとんど変わらない化石の集合化石化作用の結果できた群集であり,生物群集の内容をある程度反映しているが同一ではない。化石群集には生息場所で化石化したもの(自生群集)と,生息地域外へ運ばれて化石化したもの(他生群集)がある。前者が生物群集により近いと考えられる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「化石群集」の意味・わかりやすい解説

化石群集
かせきぐんしゅう
fossil coenosis; fossil assemblage

ある地域のある地層に含まれる化石群。生体群集遺骸群集が地層に埋没して化石群集を形成するが,地層形成や化石化作用の過程で各種の要素が作用するので,両者がそのまま化石群集になることはない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む