クトゥビヤ(読み)クトゥビア(その他表記)Koutoubia

デジタル大辞泉 「クトゥビヤ」の意味・読み・例文・類語

クトゥビア(Koutoubia)

モロッコ中部の都市マラケシュの旧市街の西側にある尖塔ミナレット)。高さ約77メートル。12世紀、ムワッヒド朝の創始者アブド=アルムーミンによって建設がはじまり、孫のヤークーブ=アル=マンスールによって完成。スペインセビリアにあるヒラルダの塔のモデルとなった。マラケシュのシンボルとして有名。クトゥビーア。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android