クラウスハイマン(その他表記)Klaus Heymann

現代外国人名録2016 「クラウスハイマン」の解説

クラウス ハイマン
Klaus Heymann

職業・肩書
起業家 ナクソス創業者・CEO

国籍
ドイツ

生年月日
1936年

出生地
フランクフルト郊外

経歴
1967年大学卒業後雑誌の広告担当者として赴任した香港で、オーディオ機器販売業に転身。香港フィルのプロモーションに始まり、中国音楽のレコードを発売するなど次第に音楽ビジネスに。’87年香港で低価格で上質のクラシックCDのレーベル、ナクソス(NAXOS)を創設、数年間で世界のクラシックCD市場の10%を占めるまでに急成長させた。バイオリニストの妻とともに自ら聴いて選び、無名でも実力派の新人起用。録音した演奏家に、指揮者の準・メルクル、ボルティモア響の音楽監督マリン・オールソップらがいる。2004年には全世界からアクセス可能な巨大な音楽図書館“ナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)”をインターネット上に開始、2007年には全世界で1日10万人が利用するサービスに成長した。NMLは2011年現在、法人会員約3000件、個人会員約12000人。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android