クラウスフックス(英語表記)Klaus Fucks

20世紀西洋人名事典 「クラウスフックス」の解説

クラウス フックス
Klaus Fucks


1911 - 1988.1.28
ドイツの理論物理学者。
東独中央核物理学研究所理論物理学部長,ハーウェル原子力研究所所長。
別名Klaus Fuchs。
1933年英国へ渡り、’42年英国に帰化する。’43年渡米し、ロスアラモス原爆計画に加わり、’46年英国へ帰り、ハーウェル原子力研究所所長となるが、’50年ソ連に原子力関係機密を漏らした容疑で重労働14年を宣告される。’59年釈放され、東独へ渡り市民権を取得し、東独中央核物理学研究所理論物理学部長となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android