20世紀西洋人名事典 「クリステルゴルツ」の解説
クリステル ゴルツ
Christel Goltz
1912.7.8 -
ドイツのソプラノ歌手。
ドルトムント生まれ。
オルネリ・レープにバレエと声楽を学び、さらにテーオドル・シェンクに師事する。1935年フュルトの市立劇場で初舞台を踏み、ついでプラウエン市立劇場に出演中、K.ベームに認められ、’41年ドレスデン国立歌劇場でデビューする。その後、ベルリンの国立歌劇場や市立オペラを経て、’51年ウィーン国立歌劇場のメンバーとなり、ザルツブルク音楽祭でも多くの役を歌い、50年代のドラマティック・ソプラノの評価を確定させる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報