クロスプラットフォーム(読み)くろすぷらっとふぉーむ

知恵蔵 「クロスプラットフォーム」の解説

クロスプラットフォーム

ソフトウエア周辺機器等が、複数ハードウエア基本ソフト(OS)で利用できる状態。ソフトウエアの場合、動作させるOSに合わせて同じ見た目、同じ機能、同じ結果となるようにそれぞれ独立したプログラムを開発するのが普通だが、JavaFlashなど、それ自体がクロスプラットフォームになっているソフトウエアの実行(動作)環境を利用すれば、一つのプログラムでクロスプラットフォームを実現できる。ハードウエアの場合は、それを制御するデバイスドライバーをOSごとに用意して実現する。また、データがクロスプラットフォームであるという場合は、一つのデータを複数の異なるOSやアプリケーションソフトウエアで読み込み、利用可能であることを示す。

(斎藤幾郎 ライター / 2009年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

IT用語がわかる辞典 「クロスプラットフォーム」の解説

クロスプラットフォーム【cross platform】

アプリケーションソフトや周辺機器が、複数の異なるハードウェアオペレーティングシステムの利用環境(プラットフォーム)に対応していること。ネットワークでは、異なる種類コンピューターをネットワーク中に混在させることができる状態を指す。◇「マルチプラットフォーム」ともいう。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「クロスプラットフォーム」の解説

クロスプラットフォーム

ソフトウェアやハードウェアを、異なるOSやハードウェアの環境でも共通して利用できること。

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