普及版 字通 「クン・あつめる・ひろう」の読み・字形・画数・意味
19画
(異体字)
10画
[字訓] あつめる・ひろう
[説文解字]
[甲骨文]
[金文]
[字形] 形声
声符は(くん)。(のろ)に群集する習性があり、動詞化してという。〔説文〕十二上に「拾ふなり」、拾に「(と)るなり」という。また麕に従ってに作り、君(くん)声のに作ることがある。ものを拾い集める意。〔急就、三〕に「を(ひろ)ひ把を秉(と)る」とは落穂拾いをいう。
[訓義]
1. とりあつめる、あつめる。
2. ひろう、ひろいとる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ヒロフ・トル・サグル 〔字鏡集〕 ヒロフ・アナグル・トル・サグル
[語系]
()・(麕)・群・giunは同声。に群集の習性があり、は群居、はものを束するをいう。
[熟語]
華▶・獲▶・菜▶・采▶・採▶・載▶・収▶・集▶・拾▶・▶・摘▶・誣▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報