クーロン励起(読み)クーロンれいき(その他表記)Coulomb excitation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クーロン励起」の意味・わかりやすい解説

クーロン励起
クーロンれいき
Coulomb excitation

荷電粒子原子核に入射するとき,その間の静電気力 (クーロン力) によって原子核が励起される過程。原子核は入射荷電粒子によって時間的に変化する電磁場を受けるので,γ線入射と同様の効果を受ける。近年高エネルギーの重イオン散乱によるクーロン励起で高いスピン励起状態が生成され研究されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む