日本大百科全書(ニッポニカ) 「グリニョン」の意味・わかりやすい解説 グリニョンぐりにょんClaude-Henri Grignon(1894―1976) カナダの小説家。フランス系。政治パンフレット作者としても知られ、その際にはバルドンブル、あるいはクロード・バークルという筆名をも用いている。『影と叫喚』(1933)、『男とその罪』(1933)などの作品がある。ラジオやテレビ向けのシナリオライターとしても知られ、自分が市長をしていたサン・タデールの町を描いた『サン・タデールの素敵(すてき)な物語』が人気を集めた。[西本晃二] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例